昨年、第一子を島内でご出産され、現在は育休中の藤本圭奈子さん。洲本市での「妊娠~出産~子育て」をテーマにお話を伺うため、大浜海岸近くのご自宅にお伺いしました。
滋賀出身の圭奈子さん。学生時代に地元のホテルのバイトを通じて雄大さんと出逢い、二人のお付き合いはスタートしました。就活シーズンになると、ホテルの仕事が大好きだった圭奈子さんは、ホテル業界で就職を考え始めます。海なし県で育ったこともあり、勤務地は海のある淡路島がいいなと思い、島のホテルグループに応募し、見事内定を獲得。
内定の報告を聞いた雄大さん。ちょうどホテルの仕事を辞めて次に何をしようか模索中だったこともあり、「一緒に淡路島に行って仕事するのも楽しそう」と思い、電話で島のホテルにお仕事ないですかと問い合わせると。。。
「ありますよ!」
とのことで、あっという間に就職が決定!二人揃っての淡路島移住が実現したのでした。
めでたく淡路島に住むことになった藤本夫妻。居住地を洲本の大浜海岸近くにしたのは、圭奈子さんが夕日より朝日が好きだったから。「朝日を見ながら出勤できるのが、最高に気持ちいいです!」と笑顔で語ってくれました。
圭奈子さん:出産は県病(兵庫県立淡路医療センター)で、その後は洲本市の産後ケアを利用したり、そこで知り合った助産師さんが開業された助産院MOM(https://mom-awaji.jp/)に通ったりしています。ここは、毎月いろいろなイベントがあって楽しいですよ!その他にも、都志にある五色すこやか子育てセンター(https://www.city.sumoto.lg.jp/site/gosikisukoyaka/)でファーストシューズの選び方というイベントがあったので行ってきました。定番ですが、SBRICK(https://sumoto-brick.jp/)の屋内広場や海にもたくさん行っています。
ー知らないことがたくさんでとっても勉強になります!逆に、子育てで困っていることなどあれば教えていただけますか?
圭奈子さん:それが、ですね。。。あんまりないんですよ(笑)夫が調理師ということもあってか、仕事に行く前に、ごはんの作り置きをして行ってくれているので、日中は子育てに集中出来てとっても助かっています。
雄大さん:ホテルのシフトが早朝〜午前中、日中は中休憩で家に帰ってきて、その時に娘と遊んだりしています。そして夕方〜夜にまた出勤。ちょうど、子供が寝ている時に仕事に行っている感じですね。
島の色々なところにお出かけするのが好きな圭奈子さんは、仕事の休憩時間に次の休みの日に行きたい場所をリサーチするのが日課。調べたお店情報を繋ぎ合わせ一日で効率よく回るルートを作り、車で巡るのが休日の楽しみなのだとか。(島に来てすぐの頃は、車を持っていなかったのでレンタカーを借りてまで巡っていたそうです。)素敵なお店を発見するとついつい応援したくなって、自分のSNSでそのお店の宣伝をしていたら、お店の方と仲良しになったことも!この趣味のおかげか、ホテルでお客さんに「島のおすすめ」を聞かれた時に即答できるそうです。
ー過去に、クイーン淡路(現:淡路島観光アンバサダー)のお仕事をしていたと聞いたのですが、その時のこと教えていただけますか?
圭奈子 さん:叔母が淡路島に遊びに来た時に、たまたまクイーン淡路の募集ポスターを見つけたのがきっかけです。私がSNSで淡路島のことをいろいろPRしていると知っていたので、応募してみたらと後押しされたんですよ。あまり乗り気でない私をよそに叔母は、「応募要項教えるから質問に答えて!私が代わりに応募するから」と言い出したんです(汗)その時に焦ってしまって、
「勝手に応募されるくらいなら、自分で応募する!」
と言って、自分で応募したんですよ。そうしたら有難いことに審査に受かることが出来ました。コロナ禍だったこともあり、あまり積極的な活動は出来なかったのですが、逆に仕事と両立しやすくてよかった気がします。
編集後記:圭奈子さんとお話していると、本当に淡路島が大好きなんだなと感じる瞬間が何度もありました。こんなキラキラした目をしながらホテルで接客されたら、はじめて島を訪れたお客さんもすっかり淡路島(圭奈子さん)のファンになってしまうのでは!?と感じるほど。私は自然豊かな場所での子育てに憧れて洲本の山の方に住んでいますが、洲本中心市街地は学校やスーパーも徒歩圏内にあるのに海も山も近くて自然も身近に感じられる。子供とのお出かけも気軽に出来そうで少し羨ましくなりました。
圭奈子さんの淡路島愛溢れるInstagramはこちら
カナコなりのアワジ:https://www.instagram.com/kanako._.18awaji
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