
太田 健人さん(30代)
紗帆さん(30代)
家族構成:夫婦
移住年:2019年
前住所:京都府
職業:会社員、
農家兼カフェ店員
自然栽培の農業をやってみたいと思い、地方移住を決めました。場所は決めていませんでしたが、ご縁が重なって淡路島に住むことになりました。淡路で農業や地域のことを学ぶなかで、五色地区のみなさんと親しくなり、住まいや畑を紹介していただきました。
毎週火曜に洲本市HPで公開される求人情報(ハローワーク発行)を見ていたところ、偶然いまの会社の求人があり、応募しました。カフェの方は、たまたま入店したお店が素敵だったので、その場で働きたいとお願いし、採用していただきました。
もともと地方出身だったので、特にギャップを感じませんでした。強いて言うなら、生活圏が同じ島のなかなので、いろんな場所で知り合いに会うことです。「見かけたよ」と後日声をかけられることもありますが、世間話の1つだと思うようにしています。
都志にある「新都志海水浴場」です。穴場のスポットなので、ゆったり過ごせます。たまにお弁当を持参してランチ、貝殻を集めながら散歩をしています。冬場は海風が強いので注意です。

近くにスーパーはありませんが、仕事帰りに買い物を済ませるので、不自由さは感じていません。勤務地は車で20〜30分の距離です。
病院へ行くには車が必須です。救急外来の場合、洲本市街地まで車移動で30分ほどかかるので、緊急時は困るかもしれません。
神戸•徳島はどちらも近く、都志からは高速バスが出ているので意外と便利です。徳島は車、神戸は高速バスで行くことが多いです。
地域の集まりに顔を出すと、濃い付き合いができますし、苦手なら少し距離を置くことができるほどよい距離感です。
山や畑に囲まれた場所で、夜は虫やカエルが合唱しています。最初は気になりましたが、いまは全く意識しなくなりました。
移住者は増えていますが、そこまで多いエリアではありません。地域のみなさんは、どんな人が移住したのか気になっています。私たちが何をしているのか、何をしたいと考えているかを最初にご近所さんに伝えておくと、受け入れてもらえるかもしれません。五色は、「隣保」や「祭礼団」など地域特有のコミュニティがあります。地域に溶け込むチャンスは沢山あるので、自らディープなところに飛び込むことも大切かもしれません。
一覧に戻る