奥山真樹さん (43歳)
家族構成: 妻、子1人
移住年: 2018年
前住所: 大阪府
職業: 飲食店経営「SIGNS & CAMP KITCHEN」
以前はデザイン関係の仕事をしながら、土日は奥さんと全国のイベントで飲食店を出店していました。それから娘が生まれ、自然の中での子育てに対する憧れと、“新しいことに挑戦したい”という思いから、食べ物や環境が豊かな淡路島に移住することを決めました。
あわじ暮らし総合相談窓口への相談や友人の紹介、空き家バンクにも登録して1年間探しました。当初、西海岸は視野に入れていなかったのですが、夕刻の西日の差し方や風の抜け方に惹かれて購入を決めました。
ギャップだらけでした。「淡路弁」をはじめ、「隣保」や「祭礼団」など、地域特有のコミュニティも含めて文化的なギャップが大きかったです。お祭りでお酒をたくさん飲むことも、こちらではひとつのコミュニケーション。淡路弁も少しずつ慣れていきました。
空き家バンクの登録物件だったので、改修費の補助制度を利用しました。水道も通っていない物件だったので、水回りの整備も必要でした。合併浄化槽の設置費用は、洲本市の補助金を利用しました。築70年の古民家は改修が大変でしたが、その間も友人を介して紹介してもらった“いかなごの加工場”のアルバイトをしながらお店のオープンを目指しました。
「サンセットパーク五色 夕日が丘公園」から眺める夕陽です。鳥飼の町も一望できるのでおすすめです。
就農やお店の開業など、目的があって選ばれる方が多い地域。ここに魅力を感じて来たので、不自由さは感じていません。
小学三年生の娘がいますが、小学校は近くにあります。病院は市街地まで山を越えて行くので、少し遠いと感じることもあります。
京阪神へ出かけるときは、いつも西海岸を通り、北淡ICを利用することが多いです。西海岸の下道は、信号が少ないので早くて便利です。
バランスの良いお付き合いができる場所だと思います。町内会だけでなく、祭礼団にも所属しているので、行事ごとは積極的に参加しています。
田舎というより、“カワイイ小さな町”という感覚です。移住者やお店も増えてきているので、これからどんどん盛り上がって、最先端を行く地域になるのではないかと思います。
島暮らしを楽しみましょう!淡路島は最高です!
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