淡路島洲本の粉もんグルメスポット|地元で愛されるお好み焼き店&たこ焼き店

公開日 : 2023.03.30

関西を代表するグルメと言えば、お好み焼きとたこ焼き。本場・大阪に負けず劣らず、淡路島洲本市にも‟粉もん”グルメを味わえるスポットがたくさんあります。今回は洲本市内で長年地元から愛され続ける2軒のお好み焼き店と、「洲本レトロこみち」にあり、移住相談もできるたこ焼き店を紹介します!

お好み焼き・鉄板焼き 咲咲|“サクッ”とした口当たり!大阪の人気店の味を受け継ぐお好み焼き店

オーナー大橋さんのイチオシはスペシャルメニューの一つ、咲咲スペシャル1200円。豚、エビ、イカが入ったお好み焼きの上に、エビマヨと大盛りの水菜を盛った一品
鉄板を前に調理する大橋さん。名店の味をさらにおいしくするべく、食材や調理法にも創意工夫を重ねている
カジュアルな雰囲気の店内。お好み焼きは厨房の鉄板で焼き上げてから客席の鉄板に運んでくれる

「偶然近くの神社と店の名前が似ていたんですよ(笑)」と話すのはオーナーの大橋太郎さん。咲山神社の近く、桑間橋のたもとに店を構え、20年以上に渡ってお好み焼きと豊富な鉄板料理を提供しています。大橋さんは洲本市五色町の出身。大阪の人気お好み焼き店で修業後、Uターンで洲本に戻り、その名店の味を受け継ぐお好み焼きを熟練の鉄板さばきで手がけています。「たっぷりのキャベツやトッピングなどの素材の味が活きるように、淡路島産米粉を加えた生地はあえて少なめ。口当たりがサクッとなるよう焼き上げています」と大橋さん。オーダーは定番のお好み焼きやモダン焼きなどの7種類のベースと、豚肉やキムチといったトッピングを、それぞれ好みに合わせて選ぶスタイル。咲咲スペシャルをはじめとした5つのスペシャルメニューにも注目です。

テーブル席のほか、店の奥には座敷席もあり、宴会メニューは食べ放題&飲み放題2時間3800円〜(6名以上、要予約)とリーズナブル。ランチではとん平豚キムチや唐揚げといった定食880円やハンバーグプレート1000円など、気軽に味わえるメニューも揃っています。

物件名お好み焼き・鉄板焼き 咲咲/おこのみやき・てっぱんやき さくさく
住所洲本市桑間821-7
交通神戸淡路鳴門自動車道洲本ICから約1km
電話0799-22-2292
時間11時30分〜14時、17〜21時LO(祝日は11時30分〜21時LO)
休み火曜(祝日の場合は営業)
駐車場30台
公式サイトhttps://www.teppan-sakusaku.com

たこたこ|店主は先輩移住者!移住相談もできるリーズナブルなたこ焼き店

焼きたてアツアツで提供したいからこそ、たこ焼きはオーダー後に焼くスタイル。ソースの種類やマヨネーズなどのトッピングも選べる
店主の林さんは洲本に移住後、洲本IC近くから洲本市街地の本町へ引っ越し。「ここは商業施設や病院も徒歩圏内。移動が楽で気に入っています」
取材中も観光客や地元客が来店。「物価上昇にも負けず、この価格を守り続けます!」と林さん

洲本市街地の「洲本レトロこみち」の一角。元倉庫だった建物を改装したお店でたこ焼きを焼くのは、定年退職後に神戸から洲本に移住した店主の林秀行さん。それまで調理経験はなく、たこ焼きは移住後から本格的に取り組み始めたというから驚きです。知人などを自宅に招いた時、自分で作ったたこ焼きをごちそうしたことが、たこ焼き店を始めるきっかけだそう。レシピや調理法は独学。生地の配合や焼き方などを自ら調べ、2016年11月にこの店をオープンしました。「ひと口で食べられる大きさで、外はカリッとした食感に仕上げられる、この28穴の鉄板を使うのがベスト」と千枚通しを操りながら話す林さん。8個300円〜のリーズナブルな価格もうれしいポイントです。
また、同店では林さん自らの移住経験を活かして「城下町洲本 移住相談所」を開設。淡路島への移住を検討している人や移住後の人が、気軽に何でも相談できる場を提供しています。「移住後の暮らしや地域の様子など、聞きたいことがあれば何でもご相談ください。移住経験者だからこそ伝えられる‟本音”でお答えしますよ」。

物件名たこたこ
住所洲本市本町6-4-31(洲本レトロこみち)
交通神戸淡路鳴門自動車道洲本ICから約5km
電話090-7091-0609
時間11〜19時
休み木・金曜
駐車場周辺有料駐車場利用

ほたる|漁師町で30年以上!地元で愛され続けるお好み焼き店

人気のすじぶた玉600円は、「淡路島の人はスジ肉が好き」と話す店主・橋本和恵さんもおすすめの一品。豚肉とやや甘辛く仕上げたスジ肉が入っている
オープン前まで飲食店での勤務経験はなかったという橋本さん。独自に研究しながら今の味にたどり着いたそう
店内は目の前で橋本さんが鉄板で焼いてくれるカウンターと小上がりの座敷にテーブルが2つ。橋本さん直筆のお品書きが壁にずらりと並んでいる

洲本市街地から漁師町の由良へと続く海沿いの県道76号線を南下し、少し住宅街へ入った場所。「昔この辺りは畑ばかりで、ウチだけ夜に店の明かりが灯っていたから、この店名なんですよ」と話すのは、南あわじ市沼島出身の店主・橋本和恵さん。由良出身のご主人と結婚後、ここでお好み焼き店を始めて30年以上になるといいます。
「カツオや昆布、鶏ガラ、野菜などでとったダシをしっかりときかせた生地、独自にブレンドしたソース、高温の鉄板で外カリ中フワに仕上げる焼き。この3つを大切にしています」と橋本さん。ぶた玉480円やモダン650円など、価格もリーズナブル。カウンターにはおでん100円〜や味噌炊き100円〜があり、その日のおすすめ一品料理もオーダーできます。「誰でも気軽に入れて、お腹いっぱいになれるのがお好み焼き店(笑)」と話す橋本さんの手づくりの味は、地元の老若男女に愛され続けています。

物件名ほたる
住所洲本市由良町由良144-4
交通神戸淡路鳴門自動車道洲本ICから約12km
電話0799-27-0717
時間17〜22時(21時30分LO)※金・土曜は11時30分〜14時も営業
休み日・月曜
駐車場4台

※掲載の内容は2023年3月取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、おでかけの際は事前にご確認ください。

※料金はすべて取材時点の税込料金です。

一覧に戻る